不動産業界で役立つ資格試験(宅建、不動産鑑定士)などについて
不動産に関する仕事に就いたり、不動産を取り扱うのに、資格を持っているのと資格を持っていないのでは大きく変わってきます。不動産業界は給料も高く、やりがいのある魅力的な仕事ですので、不動産の仕事をするのなら資格試験を受けて不動産の資格を持っておくのが役に立ちます。
不動産の資格は、資格試験を受けて合格すれば資格を取得できるのですが、、宅地建物取引主任者(宅建)、土地家屋調査士、不動産鑑定士、マンション管理士試験、管理業務主任者、土地区画整理士、土地改良換地士、不動産コンサルティング技能試験、などさまざまな資格試験があります。不動産に役立つ資格試験は多くあり、すべてを一気に取得することは難しいですが、一つずつ資格試験を受けて、不動産業務に役立てていけば、高収入にもつながっていきます。たとえば宅地建物取引主任者(宅建)の資格を取得していると企業では不動産業界を中心に資格手当が1〜3万円程度支給されるケースが多いようです。
宅地建物取引主任者(宅建)の資格試験は国家資格試験の中で最大規模の資格試験で、受験者は不動産業だけでなく建設業界、金融業界、一般企業、学生、主婦など様々な方が受験し、法律系国家資格の登竜門としても人気があります。
宅地建物取引主任者(宅建)の資格試験の実施は各都道府県知事が指定試験機関である財団法人不動産適正取引推進機構に委託する形で行っていて、全都道府県に試験会場があるので遠くまでいかなくても受験できます。また資格試験の受験資格は年齢・性別・学歴等の制限は一切ありませんので、誰でも受けることが出来ます。
宅建は知名度が高く不動産の資格試験として受験者が多い人気資格なのですが合格率は毎年約15%前後で推移しており、合格に必要な標準学習時間は約300時間前後というのが通説で、実際の難易度は想像以上に難関です。現在の宅建のレベルでは独学で合格するのはかなりの努力が必要なので、初学者からの一発合格を目指すのでしたら、資格学校の通学講座を利用して春から6ヶ月程度の学習するのが有効なようです。
不動産鑑定士は、国家試験の不動産鑑定士資格試験に合格して、国土交通省の不動産鑑定士名簿に登録を受けた者で、不動産の権利関係やその経済価値に関する高度の専門家です。不動産鑑定士となるためには国土交通省土地鑑定委員会が実施する国家資格試験に合格しなければなりません。その資格試験の難易度は司法試験、公認会計士試験と並んで高く、これらの国家試験を総称して三大国家試験と呼ばれています。
不動産鑑定士の資格試験は、短答式試験、論文式試験の二回の試験で選抜されます。また短答式試験に合格した場合、以後二回の短答式試験が免除され、直接論文式試験を受けることができます。
短答式試験は5月中旬の日曜日に北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県で行われ、不動産に関する行政法規、不動産の鑑定評価に関する理論について、各120分、各40問出題されます。論文式試験は8月の第1日曜日を含む土・日・月曜日の連続する3日間に東京都、大阪府、福岡県で行われます。論文式試験は民法、会計学、経済学、不動産の鑑定評価に関する理論、不動産の鑑定評価に関する理論(演習科目)からの出題となります。